朝鮮人死亡者の記録を初めて発掘したのも長崎県の市民団体だ。

しかし我々にも省みる点がある。すでに以前から各種メディアで同じ写真を軍艦島の強制労役の象徴のように使ってきた。国内の公共施設でさえもでたらめな説明をつけてこの写真を展示している。

https://www.eniblo.com/dfgfhgtyu http://paris.jimomo.jp/user/public.html?id=16155一度間違って引用された資料が安易に繰り返し使用され、定説のように固まった事例だ。専門家らはこの写真のほかにも誤って使用された資料が少なくないと指摘する。

http://www.travelog.jp/user/profile/mp_profile.php3?userid=dfgfhgtyu https://sns.beamie.jp/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=89109根本的な問題は日本の強制動員に関する研究と史料がかなり不足している点だ。

むしろ軍艦島をはじめとする強制動員の歴史に関する日本の研究は多い。すでに1970年代に強制労役朝鮮人の労働実態を扱った論文が出てきた。朝鮮人死亡者の記録を初めて発掘したのも長崎県の市民団体だ。

我々の研究はまだまだだ。政府レベルの研究は2012年5月に出てきた真相調査報告書が唯一だ。それも80年代に日本の市民団体が調査した内容を土台にした。報告書に「基礎調査」という札がついた理由だ。